4月の慌ただしさから解放され、心にゆとりが出てくる時期になりました。
こんなときは、日々の修練に加えて教科書を開いてみてはいかがでしょうか。以前とは異なる気づきや、理解の深まりがあるかもしれません。その理由について書かれたブログをご紹介します。
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2014年3月28日
十五年以上前、張先生にある人が、次のように問いかけた事があります。
「私は、同じ伝訣講座を、何回も受けています。同じ講座なのに、張先生はいつも違うお話をされています。
よく毎回、話の種があるもんだと感心して聞いているのですが、
講座は一緒なのに、何故違う話をなさるのですか?」
それに答えて、張先生は次のようにお話しになりました。
「いいえ。私は、同じ段階の講座なら、毎回同じ話しかしていませんよ。
話の内容が変わっているのではなく、変わっているのは、それを聞いているあなたの方です。」
元極功法を、真面目に修練していれば、何も教えられていなくとも、
修練の積み重ねによって、教科書の中身、講座の内容、師の教えなどについて、
いつの間にか悟るようになっているものです。