功は日常にあり

~増田庸文の唯一無二の記事を日々お届けします~

約一年ぶりに、「按摩法ヒト」の録音教材がバージョンアップされました。
早速、高山での錬功会にて体験直後の修練者の方々に、感想を書いていただきました。

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音楽が始まると、全身にエネルギーが流れ始めます。
特にどこかの臓器に入る、というよりも頭の先から、足の先まで充満して巡ります。
ふだん流れにくい下半身、特に膝から下によく巡っていました。
按摩するとき、いつもよりたくさんのエネルギーが入るためか、腕が重くて仕方がありませんでした。
功法の前半は邪気が押し出されてとても寒かったのですが、後半はぽかぽかと暖かくなってきました。
これは修練用の教材なのですが、ひょっとして聴いているだけでも作用するのでは?と思いました。

右の肩の慢性的な痛みが少し和らいだ感じがしました。

動作をゆっくりゆるんで行うと、細かいエネルギーとあったかい大きな力を感じることができました。

訣を唱えるときから肺が寒くなり、足の裏をこすったら、寒さが和らぎました。
錬功会後の掃除をしたあとでも、手に震えがあります。

エネルギーがシャワーのように降り注がれているように感じました。
下腹部がムズムズとかゆくなり、最後には、おなかの周りから暖かくなっていました。

最初のうちは、腕が軽いなと思いましたが、最後には、とても重くなっていました。
錬功会後に、この感想を書いている今も、腕が重くて字が少し書きづらいです。

髪をすく動作のところで、脳がジンジンと強烈にしびれる感覚が続きました。
まぶたから耳の按摩の動作の間、両目から涙が流れてきました。

腰と膝の裏のかゆみが治りました。
邪気が出たせいか、頭が少しヒリッとする、身体が少し寒い感じがしました。
そのあと、だんだん暖かくなってきました。(小学高学年生)

足の膝の裏のかゆいのが、普通になりました。(小学低学年生)

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過去にバージョンアップされた際に、増田庸文が、この功法の重要性を以下のように伝えています。

経脈を開発する功法として、静功の前後にすると、さらに双方の効果が上がります。

按摩法を省略する者たちがとても多かったので、精神を安定させるためにも、この按摩法を静功と共に、修練の中核に位置づけて修練を進めていくことが重要になります。

残念なことに、時間的なゆとりのなさから、長時間かかる功法の修練が敬遠される傾向にありました。

修練時間が短く完結する功法をいくつも選んで、たくさん修練できたことを喜ぶ傾向がありました。

肉体の改善が望まれますから、この按摩法を修練項目の中核に置くことができるほど、伝統的な功法として、静功と共に活かされていくことを願っています。

<2016年10月20日ブログ「録音教材のバージョンアップ 3 」>

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この度、録音時間が数分短くなりましたので、修練頻度も高めやすくなりました。
2月18日より販売を開始しています。