*ひのもとストーリー*

~日之本元極へ寄せられた体験談や増田明美の話を綴っていきます~

10年ほど前に誕生した「人格統合調和法」。現在も施術のご依頼が増え続けています。

バージョンアップを重ね、性同一性障害、多重人格を始め、不登校、発達障害、自閉症の子どもたちや、うつ病、出社拒否、心身症、無気力の方々にも適応が拡がってきました。

そして、長年、生きづらさや偏った性格が変わることのないまま過ごしてこられたご高齢の方々にも効果が表れています。

幼少期からお父さんを見つめ続けておられる娘さんから、お便りが届きましたので、ご紹介いたします。

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「人格統合調和法 体験談 父」
~父に心が出来ました~

私が幼い頃から、父が発するのは怒りの感情のみ。

ある日突然、機嫌が悪くなり、1か月でも2か月でも家族と口をきかない。爆発すると手が出る。

人とのコミュニケーションが苦手で、こだわりも強く自閉的な傾向のある父。

何をしても変わらない父にストレスと限界を感じ、施術をお願いしました。

すると父には、4つの意識(魂、本性、顕在意識、潜在意識)をまとめている「心」がないことがわかったのです。

意識図とか、説明を受けてもピンとこなかったのですが、「心」がない、と聞いて納得しました。どんな言葉をかけてもらっても、父と「心」が通い合った気がしなかったのも当たり前だと思いました。

父は、母の両親が嫌いで、母の実母の葬式に「行かない!」と施術の前日まで言っていたのです。

母も私も困り果てていたところ、施術を受けた翌日に、昨日までのこだわりが嘘のように、自分で喪服を出してきて、葬式に行ったのです。葬儀では、進んで母の親戚に話しかけており、私たち家族はびっくり。

すぐに変化があるとは限りません、と聞いていたので、いつか変われば、と思っていましたが、翌日に大きな変化があったので、これには驚きました。

その後、数年が経過していますが、以前の父を忘れるほど、父は変わりました。

最近はほとんど怒らなくなり、笑顔のほうが増えました。人にも積極的に話しかけます。ちっともおもしろくないのですが、やたらと冗談も言います。

「心」をもたずに生まれ、生きてきた父。今は、「心」をいただいて新しい人生を歩んでいるんだなと思います。

施術を受けたことは、父にとっても家族にとっても良い決断だったなあと思っています。