竅穴というのは、身体にあるエネルギーのポケット、もしくは貯蔵庫と言われています。
修練を積んでエネルギーを貯めていく事ができるわけですが、毛孔竅穴というのは一体何を指すのでしょうか?

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2008年12月31日 <気功講義>

日之本元極功法では、全ての功法を始める前に、「開三門、毛孔竅穴」と意識します。
これは、天門・地門・人門の三門と、毛孔竅穴を開けてから修練を始めるということです。
このとき、けっして「毛孔竅穴」を「毛穴」と意識したり、説明してはいけません。

厳密に言うと、「毛孔竅穴」は立派に、竅穴です。
毛穴ではありません。
人は、毛穴を一つの出入り口として、邪気を排泄するようには出来ていません。
全身の経脈と繋がって、そこからエネルギーの出し入れをしたり、邪気の排泄をすることが出来るのは、元極功法を学んだ者だけです。

毛穴から汗が噴き出す汗腺と同じように考えて、その延長線上に邪気の排泄口があると思っては大間違いなのです。
毛穴と言ってしまえば、単純に考えてしまいがちですが、そこは厳密に考えて、「毛孔竅穴」と正しく表現してください。
無形のモノが往来する元極特有の出入り口です。

元極功法にて開発された「毛孔竅穴」は、排泄のみならず、天地万事万物からの先天三元の取り入れ口としても大きな役割を果たします。
具体的に申し上げれば、天からの天陽、地からの地陰、万物からの元音(情報エネルギー)の出入り口として働くのです。

この体表における三元の出入り口、中継地としての竅穴は、全身で約十二万八千個あるといわれます。
この膨大な数の竅穴を活性化することが出来れば、個々に潜んでいる偉大な潜在能力を花咲かせることが出来、以後人生の強力な助っ人として働いてくれる事、間違い無しです。