元極とは?

元極とは中国の伝統文化のひとつで、自然科学の分野に属します。自然科学ではありますが、一般的な自然科学とは少し趣が異なり、単なる知識の受け渡しのみで理解できるものではありません。

一般的な科学は、分析的、実証的に自然を解析、理解しようとしています。それに対して、元極は功法を実践することを通して、小宇宙と言われる「自ら」を徹底的に見つめ、宇宙の法則や根源物質「元気(通常概念で言う気に当たる)」「元光」「元音」をつかんでいきます。

その過程で不治の病の回復や、超能力と言われるような潜在能力の開発が可能になります。それは、前述「宇宙の原理」の一部を応用できたり、根源物質を自由自在に操れることが可能になるからです。

通常の気功法がその功法の基礎を「気」のみに依存しているのに対し、元極功法は「元気」、「元光」、「元音」を駆使し応用することにより気功法より遙かに多彩な、そして現在の科学では到達できていない方法をもって、目的を達成していきます。その宇宙の法則の探求は、八百数十年に及ぶ高徳の士による修練の積み重ねと、一子相伝、門外不出という伝承方法によって維持され蓄積されてきました。

そしてその実践の中で、「宇宙の原理」自体や、「宇宙の意志」自体からの語りかけを「悟り」という形を取ることによって受け取り、発展させてきたものです。
「自ら修行を積み、その創新と突破に努め、縁ある大徳の士に有らずんば、功を伝え、秘訣を授けること固くまかりならぬと戒め、同時に門派の見を捨て、万方に親和し、長を取って短を補うべし」と、その効力が高いが故、戒律を設け、正しい使い方をできる者のみに伝えられてきました。

今元極は、日之本元極として、現代にその効力を反映できるように、形を変え効力を増して、更に発展していきます。